The Lithium Supply Crunch Doesn’t Have to Stall Electric Cars
発行組織 : Boston Consulting Group
発行日 : 2022年8月23日
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<概要>
- 現在は半導体で自動車サプライチェーンが乱れているが、EVの市場シェアを増えた2028年頃にはEVのバッテリーに使われるリチウムの供給が足りなくなる
- アメリカのインフレ抑止法に代表されるように各国はバッテリーの地産地消化を推進する傾向にある
- リチウム採掘は環境への悪影響もあるため、環境への影響も乗り越えられるようなイノベーションが必要である
<所感>
- バッテリーの地産地消が進む世の中に異を唱えるつもりはないが、バッテリーの供給が本当に十分なものになるのかは少し怪しく感じる
- EVシフトするのはいいけれども、供給が追いつかないことにより、EVシフトのスピードは落ちるかも
- リチウムの獲得手段の一つとして、既存バッテリーのリサイクルも一例、すでにリサイクル子会社を持っている日産は新しいサプライチェーンを手早く構築出来るのか?
- バッテリー鉱物の原産証明はどうなるのだろうか、EVバッテリーのリサイクルはリサイクル工場の場所で決まるのか気になっている
- リサイクル工場の場所で決まるのであれば、アメリカのインフレ抑止法の対応策の一つとして、リサイクルのフル活用はあるかもしれない